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はるはいったいいつくるの?
![]() まだ春を知らない小熊のアルフィーとかあさんぐまのお話。 アルフィーは、冬眠の途中、時々目を覚ましてしまうのですが、その都度、春がきたんだと勘違いして、かあさんぐまを起こしてしまいます。 そして、アルフィーは「はるは いつくるの?」とかあさんぐまに尋ねます。かあさんぐまは、そのたびに、優しく春の訪れのことを話ししてくれるのです。 春を心待ちにしている時期に読みたくなる絵本です。 愛情たっぷりの母さんぐまの様子が、見る者を優しい気持ちにさせてくれます。 子どもが小さければ、抱っこして読んであげたくなるような、 とてもかわいい絵本です。 |
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ちびっこちびおに
![]() 節分の頃に読みたい絵本。 気持ちの優しいちびおにと、かわいい幼稚園児との交流のお話です。 子どもに読み聞かせをしたとき、子どもたちは、一生懸命、絵の中から、ちびっこちびおにを探し、見つけると嬉しそうに「見つけた!」 「あ!いたいた!」と声をあげていました。 大人も見ていて、楽しくなる絵本です。 淡い色調の絵が素敵です。 |
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ジルベルトとかぜ
今回は、画像がなくて残念。 『もりのなか』 風と話ができるジルベルト、風をいろんなふうに感じられるジルベルトのことを羨ましく思います。 本来、子どもはジルベルトのように、風とたわむれるのが得意なのかもしれません。 洗濯物が風にあおられる場面、風で傘が壊れてしまう場面、凧をうまくあげられない場面、シャボン玉を風がとばして、おひさまが色を塗ってくれる場面などがあります。 そんな様々な場面がある中で、私が一番好きなのは、ラストの場面。 ぼくは よこになって ふたりして ねるんだ。 −あのやなぎのきのしたで。 そう言ってジルベルトが地面にうつぶせになって寝ている場面が好きです。 |
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りゅうの目のなみだ
![]() タイトルを見て、子どものときに読んだ気がするのだけれど、この本の出版は、2005年11月。過去に、偕成社やあかね書房からも出版されているので、それを読んだのかもしれません。 誰もが怖がり嫌っているりゅうに対して、 少年は「かわいそうだよ、どうして誰もあのりゅうをかわいがってやらないの」と涙を流して言います。 そして、自分の誕生日に招待するために、自らりゅうを探しに出かけるのです。 「ぼくは、ね、おまえさんをいじめはしない。まただれか、いじめようとしたってかばってあげる」。 そのあまりにも優しい言葉にりゅうは涙を流します。やがて、その涙は川になり、川の流れに、りゅうは船のようになって少年と一緒に町へと向かいます。 少年の優しさ、偏見のなさ、しなやかな心を感じます。 どうしたら、こういう子どもを育てられるんだろうと思います。 金太郎や桃太郎のような、力で圧倒するような強さではなく、凛とした心の強さを感じました。 (金太郎や桃太郎の世界を否定しているわけではありません。) 力自慢の子に育てるのには、子どもの持って生まれた才能と子どもの努力が必要だと思います。一方、優しい心、相手の気持ちを考えられる子どもになるには、親や周囲の人々の影響が大きいのだろうと、私は思っています。 というわけで、私としては子どもに感じとってほしいというよりも、大人である自分が考えさせられたのでした。 「りゅうの目のなみだ」サウンドトラックというサイトを見つけました。 これは、この本の絵を描かれている植田真さんと、編集協力を行う江口宏志(ユトレヒト)さんとの対談になっています。そして、場面ごとに植田真さんがイメージする曲が紹介されています。挿絵も載っていますし、なかなかおもしろいサイトだと思います。 私は、紹介されている曲を全く知らなくて、絵を描かれた横田さんと、音のイメージを共有できなくて残念。 少しずつ、曲を探して、絵本の世界をより深く楽しむことができたらと思っています。 |
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あなたをずっとずっとあいしてる
![]() 宮西達也さんのティラノサウルスシリーズの4作目です。 今回も読んでいて、涙がぽろぽろ、ぽろぽろとこぼれてきました。 母親の無償の愛を感じます。 マイアサウラのお母さん恐竜がある日、卵を拾ってきました。 卵からうまれてきたのは、ティラノサウルスの子。 それでも、マイアサウラ母さんは、自分の子と同じ愛情をこめて、育てます。そして、ティラノサウルスの子の旅立ち。 旅立って、会えなくなっても、ずっとずっとあいしてる母。 ティラノサウルスの子が、ティラノサウルスとして生きなければならないことを悟り、マイアサウラ親子の元を離れていくところに、悲しみ、種としての宿命を感じます。 今回、『あなたをずっとずっとあいしてる』を読んで、現代の家族事情にも、共通するところがあるように思いました。 再婚や里親制度などによる、実親以外による子育て。 そして、実親ではないことを告知すること。 実親ではないけれど、ずっとずっと愛しているという気持ち。 子どもを愛するということに、血縁関係があるかどうかが、まず第一ではない。 どう子どもを愛して、育てていくかなんだということをこの絵本が示してくれているように思いました。 |
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ともだちや
![]() めっきらもっきらどおんどん (『めっきらもっきらどおんどん』は平仮名で、ふりやなな と書かれています) 絵に惹かれて、図書館で借りてきました。 読んだ感想は、「いいお話やなぁ」 しみじみ思いました。 最初に絵本を読み始めたときは、さすがキツネ。商売上手で、うまいこと考えるなぁと思っていました。 その反面、お話の世界でさえ、ともだちや という商売を通じて、友達を作る世の中になったのかと思うと…。 言葉のリズムと、鮮やかで力強くて表情豊かな絵が、ピッタリと噛み合った絵本です。 |
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ぞうのエルマー〈7〉エルマーとカンガルー
![]() 大好きなエルマーシリーズ。 今回は、カンガルーが登場です。 このカンガルー、はねるだけなら簡単、でもジャンプは難しいと思っているのです。 はねるとジャンプは同じですよね? そこで、エルマーがトラ、ライオンと協力して、そのことをカンガルーに気づかせてくれるのです。 料理を作ろうと思ったときには、おいしく作れて、ご馳走を作ろうと意気込むと、うまくいかずに、手際も悪くなり、味も今ひとつという状況と似ているように思います。 「エルマーとカンガルー」は、新しく保育園や幼稚園や小学校に入るお子さんや、転校した子、クラス替えがあって、新しくお友達ができるかな?と感じているようなお子さんにも、きっと勇気をくれる絵本だと思います。 また、緊張しやすい人、不安を感じやすい人にも、きっとパワーをくれると思います。 |
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なかがわ りえこ文 / なかがわ そうや画 心がほんわかとする絵本です。 クレヨンと色鉛筆で描かれているのだと思うのですが、とても柔らかな感じの絵です。 たぬきおとうさん(たぬきちさん)とたぬきおかあさんと6ぴきのこだぬきのお話です。 こだぬきの様子が、とてもかわいらしく書かれています。 「うんうん、子どもって、こういうことある!」 お話を読んでいて、何度も思いました。そして、そのたびに頬がゆるみます。 おかあさんたぬき、なんて優しくて深い愛情なんでしょう。 母親が子どもを愛するのは、当たり前のことのようでいて、当たり前じゃない。子どもがいたずらや悪さをしても、大きな気持ちでゆったりと構えているのは、とっても難しい。 感情のままに、怒鳴りつけたり、叩いたり、理不尽な言い方をしてしまったりしがちです。 「こだぬき6ぴき」を読んでいて、こんな母さんになりたいなぁって思いました。 子どもは、このお話を読んだり、聞いたりしたら、どんなふうに感じるんだろう。 「うちのお母さんも、こんなふうに優しかったらなぁ」って思うんだろうか? それとも、「お父さんやお母さんって、こうして、子どもたちのこと、かわいがるんだよねぇ〜」って、自分たちも同じように可愛がられていると感じるんだろうか? 3人とも、絵本を読んでいる間は、楽しそうな、幸せな顔をして聞いていました。 絵本を読んでいる時間は、少しだけ優しい母になれる気がする私です。 この本は、手にして、眺めているだけでも、暖かな気持ちになるような1冊でした。 |
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はっぴぃさん
![]() 以前から、気になりながら、ようやく手にしました。 全体的に黄色の表紙に白い鳥が印象的な絵本です。表紙を見ているだけで、心が暖かくなるような気がします。 実は、この絵本を読んだときには、自分の気持ちが少し落ち込んでいたときでした。少しでも、明るい気分になりたいと思って手にしたのでした。 文字も絵も、とっても素朴。変な言い方かもしれませんが、手作りといった感じのする絵本なのです。 はっぴぃさんは こまったことや ねがいごとを きいてくれるのです やまのうえの おおきな いしのうえに はっぴいさんは ときどき くるのだそうです のろのろのぼくと、あわてんぼうのわたしが、はっぴぃさんを探しに行くお話しです。 二人は、のろのろと、あわてんぼうの性格を直したくて、はっぴぃさんに会いに行くのでした。 偶然に出会った二人ですが、大きな石の上で二人で話をしているうちに、ちゃんと答えを見つけます。 のろのろのぼくも、あわてんぼうのわたしも、自分を肯定的に見られるようになってよかったなぁ、肯定的に見られるようになったことが、この二人の旅の何よりの財産であり、姿は見えなかったけれど、はっぴぃさんの力なんだろうと思います。 そして、きっとはっぴぃさんというのは、それぞれの心の中にひっそりといるんじゃないかと思うのです。会いたいと強く願ったとき、心の中のはっぴぃさんが力を発揮してくれる、そういう存在じゃないかと思いました。 私の中、そして、このブログを読んでくださっている方の心の中にも、きっと、はっぴぃさんは、いますよ。 私?落ち込んでいた気持ちが、この本を読んで、少し明るくなりました。 |
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大好きな松居直さんの絵本ということで図書館で借りてきました。
桃源郷ものがたり ![]() 陶淵明の「桃花源記」にもとづいて、現代の幼少年に語り伝える物語として、再話されたものです。 絵は中国の蔡皋。 「桃花源記」は、高校時代の漢文の時間に学んだ記憶があります。 文章も絵も、とても美しい絵本です。 桃の林の絵が今の季節にピッタリだと思います。 争いのない平和で、穏やかで、人に親切にする暮らし。 今の世でも大切で、しかし、なかなか実現できないものでもあります。 小さな子どもから、高校生、大人まで幅広い年齢層で読める本だと思いました。 |















