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音のエンタテインメント―先駆者たちが賭けた夢
佐藤 和明 ![]() 私は音楽も好きです。それで、音を作り出すということにも、多少関心があります。 この本は、プロフェッショナル・オーディオの専門誌『プロサウンド』に連載された「音の先駆者たち」の10人について書かれたもの。 私は、音楽に興味はあるけれど、舞台での音響について考えたこともなければ、オーディオ機器に凝ったこともない。タイトルと本の新しさに惹かれて図書館で借りてきたのだが、音のほんの一部にしか自分が興味を持っていなかったということに、気がつきました。先駆者と書かれているのだから、有名な人ばかりなのだろうけれど、この10人の中で、私が知っている名前は、ローランドの特別顧問の梯郁太郎氏だけ。 技術的なことが書かれているし、この本選びは失敗だったかなと思ったのですが、全然知らない世界のことに触れるのも、また読書の楽しみで、インタビュー形式なので、比較的読みやすいということもあり、読み終えました。 どの方も、まさに職人。音にこだわって、自分の理想を追い求めて、仕事してきたというのが、言葉の端々から伝わってきます。単に技術的な話だけでなく、時代背景を経済白書の言葉から引用したり、経営論があったり、会社の中での人間関係が書かれていたりと、切り口も多彩で、深いレベルでの理解は出来ないにしろ、読み物としては、おもしろいものでした。 |
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