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臨床心理系といっても、学問・研究系の本ではありません。
44人のカウンセラーによる、気軽に読めるエッセイ集のような本。 こころの日曜日 44人のカウンセラーが語る 心と気持ちのほぐし方 菅野 泰蔵 ![]() コラム以外は、ほとんど見開き2ページで書かれています。 私が持っているのは、10年以上前に出された単行本ですが、現在は文庫本も出版されています。10年たっても、人との付き合い方や、自分自身との付き合い方のちょっとしたコツは変わらないもの。 精神的にちょっと疲れている人、カウンセラーの仕事に興味のある人、気軽に読める本を探している人などにお勧めです。 |
バックパッカー、シェルパ斉藤こと、斉藤 政喜さんの本。
犬連れバックパッカー―シェルパ斉藤と愛犬ニホの旅物語 斉藤 政喜 ![]() なぜ、今、この本なのかというと、シェルパ斉藤さんは、現在、ニッポン縦断自転車旅の真っ最中だからです。といっても、今回は、ニホと一緒にではありませんが。 その様子は、シェルパ斉藤さんのホームページ 「Sherpa on the web」の中の「いまどこ?シェルパ」で、タイムリーに知ることができます。ただし、更新しているのは、奥様。 なぜ、奥様が更新なのかと言うと、シェルパ斉藤さんは、携帯電話が嫌いで、持っていない、今時の少数派なのです。今の時代、携帯電話を持って旅をし、タイムリーに伝えようとすれば、モプログ=「Mobile blog」で更新していくという方法がありますが、シェルパ斉藤さんは、そのあたり、古風というか、自分のスタイルを貫いている人なのです。 さて、この「犬連れバックパッカー―シェルパ斉藤と愛犬ニホの旅物語」ですが、愛犬ニホは、ゴールデン・レトリバーの雌犬。シェルパ斉藤さんは、ニホが生後6ヶ月のときから、一緒に暮らし、旅していました。「いました」過去形なのです。ニホは、2004年9月24日、 9歳と3ヶ月で、この世を旅立ってしまったのです。 この本は、旅好きの人にもですが、犬好きの人にも、お勧め。最初の10数ページ、ニホの写真が、カラーで載っています。ニホに対する深い愛情、そしてニホからシェルパ斉藤さんへの深い信頼感が、あふれています。もちろん、旅本としても、楽しめると思います。いろんな人との出会いの中で、人のあたたかさに触れ、自分を見つめ、ニホとの関係を深めていっています。旅したところでの、それぞれの地域性や自然についても、書かれています。 シェルパ斉藤さんの文章を読むと、いつも旅に出たくなります。 |
夜9時頃、書店に行ってきました。絵本のコーナーに行くと、会社帰りらしい、30代前半くらいの男性が一人でいました。男性一人で絵本コーナーにいるというのは、あまり見かけません。男性を見かけるとしたら、もっと早い時間帯、大抵は子ども連れです。なんとなく、様子を見ていると、丁寧に時間をかけて、何冊かの絵本を見ています。子どもがいても不思議ではない年代ですから、子どものために絵本を選んでいたのかもしれませんが、自分が絵本を好きだから見ている、そういう感じがしました。
「絵本、お好きですか?」と聞きたいような気持ちになりましたが、聞けませんでした。 |
とっても大好きな絵本。
ぐりとぐら なかがわ りえこ ![]() 大好きなだけに、いつこの絵本のことを書こうかと思っていました。 えほんうるふさんのblog、オトナノトモの「アウトドア料理は豪快に作るに限る」を読ませていただき、私も書こう!と思いました。 このお話が初めて発表になったのは、1963年ですから、私が子どもの頃には、もう出版されていたのですが、私がこの絵本に出会ったのは、子どもが産まれて絵本を選ぶようになったとき。 表紙の絵と、優しくてリズム感のある文体に惹かれて購入しました。 あとで、周囲の人に聞いてみると、「子どもの頃、お気に入りの本だった」という人が何人もいました。これを聞いたとき、本当にうらやましく思いました。「子どもを、ひざに乗せて、よく読んだよ。」とか、「子どもが寝る前に、読んで~と言って持ってきて、よく読んでいたよ。」と話をしてくれる人もいました。それぞれの人に、「ぐりとぐら」のお話とともに、あたたかくて、懐かしい思い出があるんだなと、思った記憶があります。 初めて読んだとき、ページをめくるたびに、ワクワクしました。そして、何度読んで、何度絵を見ても、そのワクワクした感じは、薄れません。我が家の子どもたちも、何度も何度も繰り返して読んでほしがりました。そして、子どもたち自身も、よく絵を眺めていたものです。今は、すっかり大きくなって、中学生、小学校高学年、小学校中学年になった子どもたちですが、やはり大好きな絵本のようです。今も「読んで!」と持ってきますから。 この本って、アウトドア料理の本だったんですね。そういう視点で思ったことがなく、新鮮でした。確かに、外で、大きなお鍋で、カステラを作るのですから、アウトドア料理です。そして集まってきた人たち、といってもお話の中では、動物たちにですが、ふるまって、みんなで食べるというのも、アウトドアらしい光景です。 ぼくらの なまえは ぐりと ぐら このよで いちばん すきなのは おりょうりすること たべること ぐり ぐら ぐり ぐら このフレーズが好きと言う人は、きっと多いと思います。そして、各家庭で、いろいろなメロディーがあるようです。 ぐりとぐらのカステラを食べてみたいと思った人も、きっとたくさんいらっしゃると思います。私も、その中の一人。こんなに黄色くて、まんまるで、ふんわりとした大きなカステラは、見たことがありません。ぐりとぐらは、お料理名人に違いありません。普通は、体の何倍もあるような、フライパンやボールなど、持っていませんから。森じゅうの動物たちも、きっと以前にも、ぐりとぐらにご馳走してもらっているんだろうなぁ。そんなことを絵を見ていると思います。 私も、いつか、ダッチオーブンで、ぐりとぐらが作ったような、おいしいカステラを、作れたらいいなと思います。 そして、たくさんの子どもたちと一緒に食べることができたら、とても とても、幸せだと思います。 そのときには、「ぐりとぐら」のお話を是非、読み聞かせしてあげたいものです。でも、子どもたちに、ぐりとぐらのカステラのほうが、食べたい!って言われてしまいそうです。 |
かさぶたくん
やぎゅう げんいちろう ![]() 時間に余裕があったので、「もう1つ、お話を読んで」という声に応えて、2冊目の本を読んできました。2冊めの本は、「かさぶたくん」。本を読む前に、子どもたちに、「かさぶた、ある人~?」と尋ねると、ほとんどの子どもが「ある、ある」。「手にあるよ。」「足にあるよ。」と、まるで名誉の勲章のように見せてくれたり、話をしてくれたりします。 「かさぶたくん」は、ユーモラスな子どもの口調を織り交ぜながら、「かさぶたって何?」「かさぶたって、どうして、とったらいけないの?」といったことを、楽しく正しく教えてくれる本です。絵本の中の子どもたちの言葉に、2年生もゲラゲラ笑いながら、楽しんでいました。 かさぶたは きずの うんこ かも しれないぜぇ。きずのうんこだ!! かさぶたは、「にく」のかたまりじゃあ。 かさぶたにくだから、ぶたにくだあ!! なんていう迷言に、子どもたちは大喜び。 手書きの文字と絵も、とても味わいがあり、わかりやすい科学絵本です。 |
レオ・レオニ作 / 谷川 俊太郎訳 今日は、小学2年生の教室で読み聞かせをしてきました。今日読んだ本は「せかい いち おおきな うち りこうになった かたつむりの はなし」です。この本の作者は、レオ=レオニ。今回、このお話を選んだのは、季節がら、かたつむりのお話がいいなと思ったからです。 子どもたちに絵本を見せると、「あっ、レオ=レオニだ!」「スイミーの人だ!」と子どもから、反応が帰ってきます。「よく気がついたね。」と私。国語の教科書に「スイミー」が出ていることは知っていましたが、1年生の教科書だったか、2年生の教科書だったか、私は忘れてしまっていました。「いつ、お勉強したの?」と聞くと、「今、やってるよ。」という返事でした。今日は、この本を持ってきて、大正解のようでした。 「せかい いち おおきな うち りこうになった かたつむりの はなし」は、「ぼく おとなに なったら、せかいいち おおきな うちが ほしいな。」と言ったちびかたつむりに、おとうさんかたつむりが、むかしいたちびかたつむりのお話を聞かせます。そして、おとうさんかたつむりから、お話を聞いたかたつむりは、自分の家は「ちいさく しとこう。」と思います。大きくなっても、ずっとそのお話を忘れずにいて、だれかに「どうして きみの うちは そんなにちいさいの?」と聞かれると、きまって<せかいいち おおきな うち>の話をする という物語です。 スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし レオ・レオニ 谷川 俊太郎 ![]() |
最近、また絵本を読むようになっています。自分の子どもが小さいときには、子どもと一緒に絵本を楽しんでいたのですが、大きくなるにつれ、だんだんと、その機会は減っていっていました。ところが、あるきっかけから、子どもに買った絵本を読み直したり、図書館で借りて読むようになりました。改めて絵本にふれてみると、絵本って奥深いです。当然といえば、当然のことだけど、絵と文章で一つの世界ができている。自分のために読んでもおもしろくて、心にしみわたってきます。子どもに読み聞かせをするともっと楽しい。そのときの子どもの反応、目の輝きを見ていると、絵本っていいなぁと、心から思います。
そんな私が、今読んでいるのが「絵本の力」という本で、臨床心理学者の河合隼雄先生と、編集者の松居直さん、ノンフィクション作家の柳田邦男さんの3人の講演と討議がおさめられた本。河合隼雄先生の本と柳田邦男さんの本は、過去に何冊か読んでいます。河合隼雄先生の本と柳田邦男さんの本については、また、別の機会に書きますが、とても洞察力の深いお二人。 この「絵本の力」という本は、図書館で偶然見つけました。絵本を読むってどんなことなんだろう、子どもたちに読み聞かせをするって、どういう意味なんだろうと思っていたときに、図書館のこども室で見つけたもの。きっと書店だと、絵本のコーナーの近くに置いてないところが多いんじゃないかなと思うのですが、図書館は、さすがです。 絵本の力 河合 隼雄 ![]() |
最近、少しずつ本を読む時間が増えてきました。それと、ブログにも興味があったので、本に関するブログを作ってみることにしました。テーマがテーマなので、本を読まないと更新できない可能性が大きいので、先行き不安でもありますが、とりあえず、続けてみようと思います。
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